2019年2月26日に『業務改革セミナー「業務の簡素化の進め方』を開催いたしました。
セミナー概要
開催要領
日時 :2019年 2月26日(火)15:00~
会場 :グランフロント大阪 ナレッジキャピタル
主催 :CIOパートナーズ株式会社
はじめに…
先日開催した当セミナーでは、皆様お忙しい中、多くの企業様にご参加をいただきました事、改めて御礼申し上げます。
また、当日のセミナー運営がスムーズにいく様、直前までの準備や当日の運営を全力サポートしていただいたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
講演内容
今回のセミナーは、2部構成+質疑応答で開催しました。
※講演レジュメをご希望される場合は、お手数ですが弊社までお問合せください。
第1部:システム整備に過剰依存しない業務の見直しの進め方
講演:吉田明弘(CIOパートナーズ代表取締役)
Keyword:
業務の4つの無駄
業務改革と現場改善の違い
現場の改善活動を加速させる推進サイクル
生産性を図る評価のあり方と導入事例
第1部 システム整備に過剰依存しない業務の見直しの進め方(目次のみ)
1. なぜ今、業務の見直し・簡素化が重要なのか?
2. 生産性が低い業務(作業)の特徴 ~業務の4つの無駄~
3. なぜ、業務の生産性は低迷するのか…
4. (笛吹けど踊らず)なぜ、業務の見直しが進まないのか…
5. そもそも業務とは… 業務を取り巻く環境
6. 業務改革と現場改善の違い
7. 業務の見直し・簡素化に向けたロードマップ
8. 取組事例の紹介:過剰チェックの是正(無駄の削減)に向けて…
9. 業務の見直し・簡素化の成否を分けるプロジェクトの立ち上げ・推進の考え方
10.成果につながり、実効性のある検討に欠かせないポイント
11.現場の改善活動を加速させる推進サイクルと本社の役割
12.現場の取組み姿勢に好影響を及ぼす評価と悪影響を及ぼす評価
13.生産性を計る評価のあり方と導入事例
14.第1部の総括 ~業務の見直し、生産性の向上を実現するには…~
第2部:”業務の簡素化”成功と失敗の分かれ道
講演:石川高司(マネージャー/PMP)
Keyword:
経営層の巻き込み方のポイント
大手製薬メーカーA社の取組み事例
業務部門とIT部門の協業のポイント
業務ノウハウの蓄積のポイント
第2部 ”業務の簡素化”成功と失敗の分かれ道(目次のみ)
第1章 分かれ道① 経営層の巻き込み
1-1 経営層をうまく巻き込めていない企業とは
1-2 経営層の巻き込みに欠かせない2つの要素
1-3 事例① 経営層のコミットメント獲得への工夫(製薬メーカーA社)
1-4 事例② 経営層のリーダーシップで真の簡素化を実現(小売業B社)
第2章 分かれ道② 業務部門とIT部門の協業
2-1 業務部門とIT部門の協業が機能していない企業とは
2-2 業務部門とIT部門の協業に欠かせない2つの要素
2-3 事例③ 業務部門とIT部門の協業度合いで別れた道(製薬メーカーA社)
第3章 分かれ道③ 業務ノウハウの社内蓄積
3-1 業務ノウハウの社内蓄積ができていない企業とは
3-2 業務ノウハウの社内蓄積に欠かせない2つの要素
参加いただいた企業
- 東亜バルブエンジニアリング株式会社様
- 株式会社アメフレック様
他にも、製造業(機械・精密機器・電気機器)、製薬業、専門商社(化学品・製薬)、サービス業(介護)など、幅広い業種の企業様にご参加いただきました。
アンケート結果のまとめ
(1)今回のセミナーで印象に残ったキーワード
1位 業務改革は「数字の活用」がポイント
定性情報(言葉)で出来ない理由を考えるより、数字(定量情報)で「如何に実現するのか」を考える事!
パレート分析など、その為にご紹介した分析手法・事例なども含めて最も多くのコメントを頂きました。
2位 業務の無駄(4つの無駄も含む)
セミナーで解説した「4つの無駄」についても、多くのコメントを頂きました。
3位 業務改革と現場改善
業務改革と現場改善の違い、双方を組み合わせた取組みの考え方なども解説しました。。
- 成否を分けたポイント
業務知識のないまま、経営トップを巻き込めないままのプロジェクト運営のリスク等を事例を交えて解説しました。
(2)参加者の皆様から頂いたコメント
- 会社のいち社員として、会社からの方針、実際の業務、部下のスキル等を考え、どの様にすれば今以上に効率化を図れるのか、自分たちが見直すべきポイントがなんとなく明確に整理できました。自分の部署の仕事から見直すべくモデルケースになりたいと思います。(専門商社・化学品)
- 改善事例を交えた講演、事前質問に対する丁寧な説明など役になった。(機械)
- 自分自身が基幹システムのリプレースを経験したことがあり共感できた。やはり成功のカギは、エース人材の投入と経営層の巻き込みが不可欠だと再認識した。(電気機器)
- 実例が多く出てきてイメージしやすかった。ただ若干、抽象的な内容が多く物足りない。(情報・通信)
- 改善してどうなったのか、どの様な結果になったのか、資料に書いて欲しかった。(サービス・介護)